2006年10月16日
マドンナたちのフィリピン‐女性・キリスト教・多層文化‐展
マドンナたちのフィリピン‐女性・キリスト教・多層文化‐展
本展は、福岡アジア美術館が所蔵するフィリピン作家の作品から、女性を描いた作品を中心に、キリスト教に関わる作品やフィリピンの歴史や多様な文化を示す作品など17点で構成した展覧会です。〈キリスト教〉と〈女性〉というフィリピン美術の特徴を、〈マドンナ〉(聖母)ということばで表しています。この展覧会が、ひとりでも多くの方々に、フィリピン美術の魅力やフィリピンの歴史や文化に触れる機会となるよう願っています。
期間:2006年10月5日(木) ~ 12月25日(月)
時間:10:00 ~ 20:00(入場は19:30まで)
休館日:水曜日
会場:福岡アジア美術館 アジアギャラリーA
料金:一般200(150)円 高大生150(100)円 中学生以下無料
※( )内は団体(20名以上)料金
※福岡市発行のシルバー・身体障がい者・精神障がい者保健福祉・療育手帳所持者は無料
主催:福岡アジア美術館
展示企画:九州大学文学部美学美術史研究室・AQAプロジェクト
地図はこちら
<出店作品例>
ロベルト・フェレオ
「眠っているピンタド」(1982)
ジュリー・リューチューダレナ
「玉ねぎを切るたびに泣ける」(1988)
ヴィセンテ・マナンサラ
「フアン・ルナの『血の同盟』」(1962)
AQAプロジェクト in 九大 発足!
今年の四月、九州大学に<AQA Project/アクア・プロジェクト>が発足しました。美術史を学ぶ学生によるプロジェクトチームです。メンバーは13人。アジア近現代美術研究の第一人者で、学芸員としての経験ををもつ後小路雅弘教授の指導の下、活動を行っています。
会場内には、学生たちの工夫のひとつである、ゲームを通じて作品の理解を促進するような鑑賞教育用ツールも準備しています。
本展覧会は、AQAプロジェクト半年間の集大成。フィリピン美術の魅力を伝えようと奮闘してきたその成果を、ぜひ会場でご覧ください。毎週日曜日は、展示室内に学生が待機し、観覧者に直接解説をいたします。
その他、AQA詳細情報は こちら
Posted by よかよか編集部 at 13:20│Comments(0)
│福岡アジア美術館
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