2012年02月10日
『子どもが育つ玄米和食』高取保育園 西福江園長先生講演
「食べる力」から感性が伸びる。
福岡で話題の保育園が提唱する、“原点の食”とは――
子どもが好きな物といえば、お子様ランチに象徴されるような味の濃い食べ物だと思っていませんか?
ケチャップやソース、マヨネーズなどがたっぷりかかった料理は、あまり体によくないと、大人なら知っているはずです。
でもなぜか、子どもが喜ぶ味だというイメージが刷り込まれてしまっています。
むしろ、早い時期から本当に体にいいものを食べる必要があるのです。
とくに、味覚形成期は3歳まで。
その時期に濃い味つけや化学調味料に慣れてしまうと、
本当に体にいい物を食べわける力がつかなくなってしまいます。
40年以上にわたって独自の食育を提唱している高取保育園では、この大人顔負けの「本物志向」をゼロ歳児から教えています。たとえば、
・子どものおやつは「デザート」ではなく「補食」と考える。
・子どもだからこそ、ケチャップやソースなどはではなく、味噌や梅干しで味つけをする。
・玄米ごはん、納豆、味噌汁さえあれば、がんばって料理する必要はない。など。
その食理念と実践法を紹介した本『子どもが育つ玄米和食』が、1月17日に刊行されました。
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出版を記念して、リブロ福岡天神店にて、高取保育園園長・西福江先生の講演会を開催いたします。参加ご希望のお客様は『子どもが育つ玄米和食』(光文社・税込840円)を同店でお買いあげの際、参加ご希望の旨お伝えください。先着40名さまに、整理券を配布いたします。
◆日時:2012年2月19日(日) 午後2時~
◆会場:岩田屋本店・新館7F バンケットルーム
◆お問い合わせ
リブロ福岡天神店
TEL.092-717-5180
URL.http://www.libro.jp/news/archive/002354.php
ちょっとした「美味しいおまけ」もご用意する予定です。
ぜひ、お越しください!
講師プロフィール
西福江(にし ふくえ)
1929年福岡県生まれ。1968年福岡県早良区に高取保育園を開園し、当時から園長を務める。玄米和食にこだわった給食を実践。毎日の給食や食べ物に関わる年中行事を通じて、独自の食育を展開する。1992年藍綬褒章受章。
高取保育園(たかとりほいくえん)
福岡市にある、ゼロ歳児から6歳児まで約200人の園児を預かる保育園。独自の食育や、地域の人々を集めて毎月行う料理教室が評判を呼び、県内外から多くの教育者が視察に訪れる。共同著書に『ゼロから始める玄米生活』『ゼロから始める玄米生活2 おかず編』『いのちをつくる愛情ごはん』(すべて西日本新聞社)がある。